派遣会社に登録して、応募先の企業に工場見学することになったよ!
初めて工場見学するんだけど、具体的にどんなことをするんだろう?
工場見学は、ミスマッチを防ぐために業務内容や職場の説明があります。
当日の流れや服装について、詳しく説明しますね。
この記事の書き手は、
- 製造業・工場での人事歴9年
- 製造業・工場での現場経験あり
- 派遣社員の受け入れを年間50~100名以上、担当
という感じです。
- 派遣として工場見学をする予定がある
- 工場見学で何をするのか知りたい
- 派遣の工場見学で失敗しないポイントが気になる
参考になれば、うれしいです!
派遣の工場見学とは?
派遣の工場見学は、働く前に派遣先企業を訪問し、業務内容や職場の雰囲気を確認します。
実は、派遣採用では次のような理由でミスマッチが起こりやすいです。
- 派遣先企業が直接、選考が出来ない
- 派遣会社、派遣先企業、応募者の3者でやりとりする
ミスマッチを減らすために、工場見学をすることが多いんだね!
派遣の工場見学の目的・メリット
工場見学をする目的・メリットは、次のとおりです。
- 業務内容の把握
- 職場環境の理解
- 顔合わせと不安点の解消
業務内容の把握
事前にどのような作業内容か聞いていても、実際に仕事をしてみないと分からないことも多いです。
実際に工場見学をすることで、業務内容や流れを具体的に知ることができますよ。
百聞は一見にしかず。
「こんな仕事内容だと思わなかった!」というミスマッチが防げます。
職場環境の理解
仕事内容と同じく、職場の雰囲気や働いている社員の様子、環境は見てみないと分かりません。
実際に工場見学をすることで、自分に合う職場かどうか判断できます。
自分が働く姿をイメージしながら、見学するのがオススメですよ!
顔合わせと不安点の解消
働く前に工場見学をすることで、派遣先の担当者とコミュニケーションをとることができます。
新しい職場で働きはじめる前は、不安も大きい…。
知っている人が一人いるだけでも、「困った時は○○さんに聞こう!」と安心感が生まれます。
工場見学をする中で、疑問や不安点が出てきたら質問しておきましょう!
後から聞きたいことが出てきた時は、派遣会社の担当を通じて問い合わせてもらえばOKです。
派遣の工場見学について
派遣の工場見学について、次のポイントを解説します。
- 当日の流れ
- 服装
- 持ち物
- 質問
- 失敗しないポイント
当日の流れ
工場見学当日の流れは、次のとおりです。
- 自己紹介
- 業務内容の説明
- 工場見学
- 質疑応答
工場見学の所要時間は、約30~1時間が多いです。
ただし、工場の規模が大きい場合など1時間を超える場合もあります。
前後に予定がある時は、事前に確認して調整しておきましょう!
また工場見学は、個別対応が推奨されているので、派遣社員は1人で参加することが多いですよ。
服装
服装は、派遣会社を通じて事前にお知らせされます。
工場では安全第一なので、長袖・長ズボン着用(スカートNG)など指定がある可能性があります。
必要な保護具は用意してもらえるので、正しく着用しましょう!
安全靴、マスク、保護メガネ、帽子・ヘルメット、指定の作業着など
第一印象はとても大事です。
服装選びで迷った時は、カジュアルすぎる服装は避け、オフィスカジュアルを心掛けましょう!
持ち物
持ち物は、派遣会社を通じて事前にお知らせされます。
特に指定がない場合は、次のモノを用意しておくと安心です!
- 筆記用具
- メモ
- 腕時計
- 配布書類(A4サイズ)が入るカバン
工場内のルールで、持ち込み不可のモノがある場合があります。
貴重品は最低限にしておくとスムーズですよ!
質問
工場見学をする時は、小さなことでもいいので質問しましょう!
質問をすることで、次のようなメリットがありますよ。
- より多くの情報収集ができる
- 相手に好印象が与えられる
- 疑問や不安点を解消できる
給与や待遇については、後で派遣会社の担当に確認しましょう!
失敗しないポイント
派遣の工場見学に参加するからには、失敗したくないですよね。
工場見学で押さえておくべきポイントは、次のとおりです。
- ビジネスマナーを守る(挨拶・時間・服装)
- 見学中は話をよく聞く・メモを取る
- 質問や疑問は積極的に聞く
緊張していても、OKです。
一生懸命まじめに対応すれば、必ず相手に伝わりますよ。
派遣先の担当者は、あなたが仲間になってくれることを期待して対応してくれます。
「合わないな」と感じた場合でも、お互い気持ちよく過ごせるよう行動しましょうね。
派遣の工場見学から採用までの流れ
工場見学終了後、採用までの流れは次のとおりです。
- 工場見学後の意思確認
- 派遣先企業の受け入れ可否
- 派遣会社による調整
- 派遣会社との契約
- 勤務開始
①~④までで、約1週間ほどという場合が多いですよ。
工場見学後の意思確認
工場見学後に、「実際に仕事内容や職場の雰囲気を見たうえで、働きたいかどうか?」確認があります。
「合わないな」と感じた場合は、辞退も問題ありません。
「ぜひ働きたい!」場合は、どんなポイントが魅力に感じたのかも含めて入社意思を伝えると、受け入れの可能性が高まります!
派遣先企業の受け入れ可否
あなたへの入社意思の確認と同時に、派遣先企業の受け入れ判断も行われます。
派遣先企業は、次のようなポイントで受け入れ判断をします。
- あなたのスキルや条件の確認
- コミュニケーションスキル
- 職場の雰囲気や社風に合うかどうか
ミスマッチが起こると、両者にとってマイナスになります。
もし受け入れNGだとしても、事前にミスマッチが防げたとポジティブに受け取ってOKです!
派遣会社による調整
派遣社員の意思確認と派遣先企業の受け入れ可否が成立すると、派遣会社による調整があります。
勤務開始日や勤務時間、給与など条件面の最終調整が行われますよ。
派遣会社との契約
調整が完了後、あなたと派遣会社で雇用契約を結びます。
派遣会社の担当者より、労働条件通知書や契約書をもとに説明があることが多いでしょう。
ちなみに、並行して派遣先企業と派遣会社も契約を結びます。
労働条件通知書や雇用契約書は、派遣会社とのトラブルを防止するために重要な書類です。
内容はしっかり確認し、大切に保管しましょうね。
勤務開始
いよいよ勤務開始です!
初日は、オリエンテーションや業務についての詳しい説明がほとんどです。
特に製造業・工場では、安全教育を中心に行われることが多いでしょう。
ケガをしないことは大切です。
ニュースで取り上げられるような重大事故よりも、転倒や指をはさんでしまったなどの小さな労災がとても多いです。
自分の身は自分で守ることを意識して、働きましょうね。
派遣の工場見学Q&A
派遣社員と派遣先企業のミスマッチを防ぐためです。派遣先企業は直接選考が出来ず、またやりとりが派遣会社・派遣先企業・派遣社員の3者になるため、連携が上手くいかずミスマッチになる可能性が高いです。工場見学を実施することで、直接やり取りができミスマッチが防げます。
①自己紹介、②業務内容の説明、③工場見学、④質疑応答、といった内容が多いでしょう。不安な場合は、事前に派遣会社の担当に確認しておきましょう。
一般的には、約30~1時間が多いです。工場の規模が大きい場合などは、1時間以上かかる場合もあります。前後に予定がある場合は、事前にスケジュールを調整しておきましょう。
派遣会社の担当より、事前に連絡があります。工場では安全確保のため、長袖・長ズボン(スカートNG)であることが多いです。服装選びに迷った際は、オフィスカジュアルが無難です。保護メガネ・帽子・マスクなどのの必要な保護具は、派遣先企業が準備してくれます。
派遣会社の担当より、事前に連絡があります。特に持ち物の指定がない場合は、①メモ、②筆記用具、③腕時計、④配布書類(A4サイズ)が入るカバン、があると便利です。工場に持ち込み不可なモノがある場合があるので、貴重品は最低限にしておきましょう。
辞退も可能です。派遣会社の担当を通じて、辞退の連絡をしましょう。
工場見学後は、①入社意思確認、②派遣先企業の受け入れ可否、③労働条件の最終調整、④派遣会社との雇用契約、と進んでいきます。①~④までで約1週間程度です。勤務開始日は派遣先企業によるので、数日~数週間と幅が広いです。「すぐに働きたい」or「2週間後から働きたい」などスケジュールに希望がある場合は、事前に派遣会社の担当に相談しておくとスムーズです。
まとめ
派遣の工場見学について、よく分かったよ!
当日に向けて事前準備しておくよ。
お役に立てたなら、うれしいです!
学ぶくんに合う職場が見つかるよう、応援していますよ!
いかがでしたでしょうか?
- 派遣として働くことを考えている
- これから派遣として工場見学をする予定
- 派遣の工場見学で失敗しないポイントが知りたい
という方の参考になれば嬉しいです!
あなたに合う職場と出会えることを願っています!
これからも一緒に行動して頑張っていきましょう!