ITパスポートに3週間で合格しました!
今回は、ITパスポートの合格体験記をお話ししますね。
ちょうど良かった!
これから試験を受けるから、参考にするね。
この記事の書き手は、
- 人事歴9年
- IT未経験、PCなどは不得意
- ITパスポートに独学3週間で、1発合格
という感じです。
- ITパスポートを勉強中、受験予定の人
- ITパスポートを学ぶか迷っている人
参考になれば、嬉しいです!
ITパスポートとは
そもそもITパスポートってどんな試験だっけ?
ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
ITが私たちの生活に欠かせないものになっていて、企業も「ITに強い人材」を求めてますね。
ITパスポートの合格率は50%前後、受験者数は年々増え続けていて、2023年度には26.5万人が受験しているようです。

※上記は、ITパスポート試験サイトより引用(2025/1/28時点)
※2024年は年度途中なので、数が少なくなっています。
ITパスポートを受験した理由
ところで、どうして受験しようと思ったの?
「ITパスポートは役に立たない」って意見もあるよね!?
ズバリ、会社でITパスポートの取得をすすめられたからです。(笑)
私の場合のメリットは、次の3つでした。
- 今まで興味がなかった分野にチャレンジ出来る
- 業務に生かしたり、転職でもアピールになる
- 会社が試験代のみ負担してくれる(合格した場合だけ)
会社が試験代を負担してくれるとはいえ、不合格の場合は実費です。
なんとしてでも「1発合格したい!」という気持ちで頑張りました。(笑)
ITパスポートの勉強~合格するまで
ITパスポートは、3週間で1発合格できたんだよね。
勉強開始から合格するまで、どんな感じだった?
3週間を振り返って、順番に紹介しますね。
それぞれに分けてお伝えしていきます。
- 勉強開始時
- 勉強中
- 試験直前
- 試験当日
- 合格発表
紹介する合格体験記は、独学です。「モチベーションが保てない」「きちんとした知識をつけたい」という方は、通信講座もオススメです。
勉強開始時
ITパスポートの勉強時間は100~150時間と言われています。
まずはじめに、合格するための方法をITパスポートに合格した職場の仲間に聞いてみました。
職場の同僚から聞いた、合格するためのポイントは次の3点です。
- 用語がとにかく多いので、用語をマスターする
- 過去問道場(無料過去問サイト)を利用する
- 試験のシラバス(試験範囲)を確認する
ITパスポートは基礎的な知識が問われるため、広い浅い知識が必要です。そのため用語がとにかく多く、略語もまぎらわしいので、しっかりマスターする必要があります。
BCP、BPO、BPRなど
また、自分が受験するシラバスを確認することも大切です。ITパスポートでは、移り変わりが早いIT業界に合わせて、シラバスの変更が高い頻度で行われています。
どんな改定があるかチェックし、新しい用語にも対応できるよう確認しておく必要があります。
勉強中
合格のための3つのポイントをふまえて、3週間ほど地道にコツコツ勉強しました。
①用語をマスター
教科書を1冊用意して一通りザっと目を通しました。
とにかく用語とその意味を覚えるために、つねに教科書を持ち歩いてスキマ時間に何度も見返していました。朝起きてスグ、昼休み中、寝る前など、たった5分でも教科書を開くことがとても大切です。
苦手な用語は紙に書き出して、自室やトイレ、会社のデスクなどあらゆる場所に貼り、目に入れていました。
②過去問を解く
用語がある程度マスター出来たら、過去問道場で繰り返し過去問を解きました。
ITパスポート試験ドットコム「過去問道場」

こちらは無料の解説付き過去問サイトです。
会員登録しなくても使えますが、会員登録すると次のメリットがあります。
- 正答率が記録できる
- 間違えた問題を記録できる
過去問を解き始める前に、忘れず会員登録をしておくことをオススメします。
移り変わりの激しいIT業界のため、古い過去問を解いても現代の技術とマッチしておらず、試験では出題されない場合があります。
過去問は3~5年分くらいを目安に解くのがオススメです。
試験直前
試験直前は、苦手用語の復習とシラバスの確認をメインで勉強しました。
①苦手用語の復習
過去問サイトの過去問道場で間違えた問題や教科書を読んで忘れている用語など、1つずつつぶしていきました。
計算問題も簡単なものは必ず回答できるようにマスターしましたよ。
②シラバスの確認
余裕がある方は、シラバス(試験範囲)も確認しておくことをオススメします。
ITパスポートのシラバスは、ITパスポート試験サイトより確認できます。自分が受験するシラバスがどれに当てはまるか確認してみてください。

教科書には載っていない新しい概念や用語があるハズです。
より詳しい解説などは、ITパスポート試験無料学習サイト「みちともデジタル」がオススメです。

「モチベーションが保てない」「きちんとした知識をつけたい」人は通信講座がオススメです。
試験当日
ITパスポートはネット試験なんだよね。
当日の流れはどんな感じだった?
少しでも当日の不安をなくすために、試験当日の様子をお伝えしますね。
ITパスポート試験は、CBT方式というコンピュータを利用して実施する試験方式です。PCを使うといっても自宅のパソコンで出来るわけではなく、指定会場に行って受験します。
①試験会場で受付
試験会場は、駅チカのビルの中であることが多いです。
初めて行く場所だったので、余裕を持って早めに行きました。
試験開始30分前から受付してくれますよ。
会場に到着した後の流れは、ザックリこんな感じです。
- 受付で本人確認 ⇒ 確認票・本人確認書類の提示
- 荷物を預ける ⇒ 鍵付きロッカーに荷物を預ける
- 座席案内 ⇒ 時間になると受験者全員が案内される
- 受験者端末にログイン ⇒ 受験番号、利用者ID、確認コードをPC入力
- 試験開始! ⇒ いよいよスタート!
受付で必要な確認票は事前に印刷して持っていきましょう。

私が受験したとき、受験者の中で確認票を忘れた方がいました。確認票はITパスポート試験サイト「利用者メニュー」からダウンロードできますが、その方はログインも出来ずに困っていました。
直前のトラブル焦ってしまい試験に集中出来ないことがないように、確認票も忘れないように注意です。
②受験
試験中、私物は持ち込めません。
会場が用意してくれるペンと紙のみスタッフから渡されますよ。
試験時間は120分もあります。私の場合はフルで時間を使い切りましたが、早めに終了している受験者は少なそうな印象でした。
問題も4択問題とはいえ、100問あります。とっても疲れるので、試験前に同じ条件で練習しておくと良いですよ。
③合格発表
試験が終了すると、得点が画面に表示されます。自分で「試験終了ボタン
」を押すか、時間を使い切るか、どちらかで終了です。
私の場合は、時間を使い切ってしまったので、終了とともに得点が表示されました。
心の準備ができていないまま、画面がスグに切り替わり、とてもドキドキしたのを覚えています。(笑)
合格・不合格かは表示されませんが、自分の得点で合否の確認ができますす。
▼総合評価点 | 600点以上/1000点 |
▼分野別評価点 ・ストラテジ系 ・マネジメント系 ・テクノロジ系 | 300点以上/1000点 |
試験終了後は、ペンや紙などの返却をし、預けた荷物を受け取って解散です。

合格発表
合格ラインの点数があったみたいだね。
合格発表はいつ出たの?
正式な合格発表は、試験を受けた約1か月後に発表されましたよ。
合格発表については、ITパスポート試験サイト「合格発表」で公開されます。自分の受験番号で確認しましょう。
ITパスポートでは、合格証も郵送されます。
試験の約2か月後(合格発表の約1か月後)に、自宅に届きますよ。

改めて、合格おめでとう!
おわりに
ITパスポートの勉強開始から当日までの流れが分かったよ。
僕も1発合格目指して、勉強頑張ろうっと!
私の合格体験記が参考になったら嬉しいです。
応援してますよ!!
ITパスポートは用語が多く、私のようなIT初心者は大変かもしれません。合格のコツは、スキマ時間を生かしてたくさん用語に触れることです。
「独学ではモチベーションを保つのが難しい」「きちんとした知識をつけたい」という方は通信講座もオススメです。お金を出して受講した分、元を取るためにしっかり勉強できるハズです。
ITパスポートを勉強中・これから受験する方、勉強するかどうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。これからも一緒に頑張っていきましょう!