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簿記3級に3週間で合格!最短1週間で合格も狙える

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まる@人事屋

トータルの勉強期間3週間で簿記3級に合格しました!

簿記くん

ちょうど簿記3級を受ける予定だよ。

参考にするね!

この記事の書き手は、

  • 人事歴9年、文系大学出身
  • 簿記の知識はほぼナシ
  • 算数や数学は不得意、かつ苦手意識がある

という感じです。

まる@人事屋

決して、有利に勉強を始められたわけではありませんでした。

  1. 現在、簿記3級を勉強中の方
  2. これから簿記3級の勉強を始めようと思っている方

ぜひ参考になれば、嬉しいです!

簿記3級の概要

「簿記」には、「日商簿記」「全商簿記」「全経簿記」の3種類あり、それぞれ主催団体や受験者層が異なります。今回は、大学生や社会人が受験者層となる「日商簿記」について解説します。

日本商工会議所が実施している「簿記3級のレベル」は、以下の通りです。

業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。
基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。

引用:日本商工会議所Webサイトより

必要時間数

まる@人事屋

簿記3級は、一般的に50~150時間必要といわれています。

独学か講座を受講するか、学習スタイルによって変化します。

試験

試験科目商業簿記(3題以内)
試験時間60分
合格基準70%以上
受験方法統一試験 or ネット試験

受験方法には、統一試験とネット試験があります。

合格率の違いは以下の通りです。

 統一試験ネット試験
メリット・受験料(3,300円)のみ・合格率が39.5%で統一試験より安定している

・試験日が多く(ほぼ毎日)、もし不合格でもすぐチャレンジ出来る

・試験会場が多い

・合否結果が試験後すぐ分かる

・合格証も即日発行される

デメリット・合格率が35.1%でネット試験よりも低く、回による差が大きい

・試験日が年3回のみ(2月、6月、11月)

・試験会場が少ない

・合否結果は2~3週間かかる

・受験料(3,300円)+事務手数料(550円)かかる

・PC操作に慣れていないと解答しづらい

まる@人事屋

総合的にみて、簿記3級はネット試験がおすすめです。

最初に準備すること

①試験の申し込み

ネット試験か統一試験、どちらを受験するかによって異なります。

ネット試験統一試験
・ネット申し込み(株式会社CBT-Solutionsの日商簿記専用サイトからマイページを作成)

・会場問い合わせ

・各商工会議所の指定する方法
まる@人事屋

ご自身のプランに合わせて、申し込みをしましょう。

②必要最低限の準備物

・電卓

試験時、電卓の持ち込みが可能です。

まる@人事屋

私は電卓が使えることを知らず、途中まで暗算で問題を解いていました。。。涙

皆さんは勉強時間をムダにしないためにも、最初に準備しましょう!なお、持ち込み可能な電卓については商工会議所HPを参照ください。

・紙とペン

教科書、問題集、講義動画は無料のものが多くあります。どの教材を使うかによりますが、何も購入しなくても紙とペンさえあれば、勉強できます。

使用教材

簿記くん

使う教科書や問題集はなにを準備すれば、いいんだろう?

まる@人事屋

私が使用した教材を紹介しますね。

教科書

みんなが欲しかった! 簿記の問題集 日商3級 商業簿記

分かりにくいポイントは実例が挙げて解説されており、イメージしながら理解できるのが特徴です。なお、次のような特典もついています。

  1. 特典 模擬試験プログラム
  2. 特典 受かる!仕訳猛特訓

他にも、多くの書籍が販売されています。初めて学ぶ方や苦手意識のある方は、イラストや図解が多いものがおすすめです。

アプリ

簿記3級 解説付き問題集(無料)

試験範囲の全ての勘定項目が収録されています(表を使う問題を除く)。簿記3級は、「仕訳ができるか」がとても重要ですが、こちらでほぼマスターできます。

間違えた問題はチェックをつけることができるので、苦手範囲も克服できます。

問題集(模擬試験)

CPAラーニングのネット模擬試験(無料/登録必要/PCのみ)

模擬試験サンプルが3題用意されています。また、PCで模擬試験が受けられるので、ネット試験を受けられる方は、より本番に近い形で練習できます。

商工会議所のサンプル問題(無料/登録不要)

模擬試験サンプルが3題用意されています。

簿記教室メイプルの確認テスト(無料/登録不要)

模擬試験サンプルが8題用意されています。

講義動画

CPAラーニング(無料/登録必要)

「簿記3級ネット試験対策」を参考にさせていただきました。

・簿記3級に合格するための対策

・ネット試験のテクニック

上記がよく学べるので、効率よく勉強を進めることが出来ます。

▼YouTube(無料/登録不要)

教科書を読んで分かりにくい論点は、YouTube内で検索し理解を深めました。主に、【簿記・FP】独学ちゃんねる 桜田さんを参考にさせていただきました。

筆者の学習内容

1週間目

教科書を一通り読んで理解し、教科書についている練習問題を実践。

2週間目

仕訳問題をアプリで練習しつつ、模擬試験を練習。

3週間目

時間を計りながら模擬試験を解き、苦手な論点をなくす。他にも、理解不足の論点は紙に書きだして整理したり、教科書に書き込みのメモをしました。

学習ポイント

①仕分と財務諸表を得意にする

試験は大問3つに分かれています。

設問問題構成配点
第1問仕訳(15問)45点
第2問①補助簿・勘定記入など
②穴埋め形式の理論問題
20点
第3問精算表、財務諸表35点

第1問と第3問で80点の配点があり、ここを完璧にすると合格点に近づきます。また第2問に比べ問題のバリエーションも少ないので、基礎をマスターすればミスしにくくなります。

教科書通りにいくと、第1問→第2問→第3問の順で進みますが、学習・試験問題の解く優先順位ともに第1問→第3問→第2問で進めると効率的です。

②問題演習をたくさん解く

模擬試験サンプルをたくさん解くことで、問われる論点が理解できます。また、教科書や練習問題でなんとなく分かった気になっていた所など、苦手部分を明確に把握できます。

③ネット試験に慣れる

ネット試験では、仕訳問題の勘定科目等がプルダウン形式で選ぶようになっています。また金額も打ち込みますので、桁を間違えないように打つ練習も必要です。

④おすすめの勉強計画(100時間)

上記を踏まえておすすめの勉強法は以下の通りです。

 使用教材時間数
1週間目(33時間)CPAラーニングの講義動画「日商簿記3級」16時間
仕訳アプリ「簿記3級 解説付き問題集」17時間
2週間目(33時間)仕訳アプリ「簿記3級 解説付き問題集」10時間
模擬試験サンプル23時間
3週間目(34時間)模擬試験サンプル34時間

得意・不得意に合わせて、勉強時間数を調整したり、教科書やYouTubeで理解を深めるのがおすすめです。

週数シュミレーション

1週間の場合:14.2時間程度/日
2週間の場合:7.1時間程度/日
3週間の場合:4.7時間程度/日

大学生や社会人の方は、勉強や仕事で忙しく時間を確保するのが難しいかもしれません。1週間で合格を狙う方は、長期休暇などを活用しましょう。

合格体験記

きっかけ

休職をきっかけに、何か自分のスキルアップできる資格はないかと思い、簿記3級を選びました。

簿記というと経理のイメージが強いですが、財務諸表を理解したりするために社会人は知っていて損はないと感じています。また、個人事業主などは簿記を理解しておく必要があるので、今後自分のビジネスを持ちたいと考えている方には必須です。

勉強中のモチベーション

正直、勉強中のモチベーションは高くなく、特に難しいと感じる問題や理解できない論点があるとサボりがちになっていました。そんな時は「なぜ自分は受けようと思ったのか」「受けて合格した場合、どんなメリットがあるのか」を考えていました。

みなさんも始めるときのきっかけやメリットを常に心にとめておくと、モチベーションを保ちながら進められるはずです。

試験結果

無事、91点で1発合格することが出来ました!

ちなみにネット試験の場合、試験結果は終了後に「印刷ボタン」を押さなければ把握できません。不合格の場合、どこの問題で点数を落としているのか確認するためにも、忘れないようにしましょう。

試験結果の発行方法は、各試験場の方に事前に確認しておくと安心です。

今後について

簿記に興味をもったので、現在は「簿記2級」を勉強中です。合格次第、内容をまとめてシェアさせていただきます。

反省点、振り返り

①準備が甘かった

先にもお伝えした通り、電卓を使えるのが知らなかったので、勉強時間をムダにしてしまいました。また試験問題の内容から、優先順位をつけて勉強時間をしていなかったので、これも知っていれば効率的に進められます。

②教材は無料のもので対応できる

私の場合は教科書のみ購入しましたが、教科書・問題集・アプリ・講義の全てが無料で公開されているものを利用できます。なるべくお金をかけたくないという方は、受験料のみで対応できます。

③試験中の音対策

意外に役に立って面白かったのが、試験中の音対策です。試験当日のことを考えると、「電卓のカチカチ音気になるだろうなぁ。。。」と思っていました。

そこでYouTubeで調べてみると、「電卓のカチカチ音+溜息(はぁ~、など)」の音源がありました。それからは模擬試験サンプルを解く際は、この音源を流しながら練習していました。

実際に試験を受けてみると、本当に「はぁぁぁ~」と深く溜息ばかりついている方がいました。(笑) ですが練習していたおかげで、あまり気にすることなく試験を受けることができました。

これ以外にも試験会場により、耳栓やヘッドフォンの貸し出しがありますので確認してみてください。耳栓などが痛くて試験に集中できないという方は、上記の方法も試してみてください。

生かせる仕事

・個人事業主
・社会人全員
・経理、会計スタッフ、など

まとめ

簿記3級に3週間で合格する方法について、お伝えしました。大学生や社会人の方でも長期休暇などをうまく活用できれば、最短1週間で合格することも夢ではありません。現在勉強中の方は、試験のポイントを意識してみてくださいね。

簿記は企業活動では必須のため、すべての社会人が知っていて損はないと思います。またご自身の家計管理をする際にも、「資産・負債・純資産」「収益・費用」の概念はとても役に立ちます。

「何かスキルアップしたいけど、何をするか迷っている…」という方はぜひチャレンジしてみてください!

ひとりでも多くの方が合格できることをお祈りしています!!

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