はじめに
こんにちは、まるです。
「なんとなく最近、仕事が辛い」「プライベートは充実しているけど、仕事が楽しくない」と感じていませんか？
「仕事は大変なこともあるけど、楽しい！」と思えるようにはどうしたらいいか、具体例を出していきます！
働く人の8割がストレスを感じている
令和５年(2023年)厚生労働省の労働安全衛生調査によると、「現在の仕事や職業生活に関することで、強い不安、悩み、ストレスとなっている事柄がある労働者の割合は82.7％」だそうです。
働いている方の80％以上が「辛さ・しんどさ」を感じていて、悩んでいない人のほうが少ないようです。「仕事の悩みを持っているのは自分だけ」と落ち込む必要はないのです。
仕事が辛い原因
人によって悩みの大きさや原因はさまざまです。あなたの原因は何にあてはまるでしょうか？
新入社員、転職したばかり
新入社員の頃は、仕事はもちろん、社会の仕組みやルールを知り覚えることがたくさんあります。また未経験の職種や業界へ転職したりした場合も、スムーズにこなせるようには、時間がかかります。失敗やミスをして落ち込むことも多いでしょう。
成長が実感できない、成果が出ない
社会人になると褒められる機会も減りますよね。さらに、上司や同僚に褒められる機会が少ないと、成長が実感できないかもしれません。
また自分は一生懸命頑張っているのに、「上司からの評価が低い」「給料が上がらない」というように成果が反映されない不満もあるでしょう。
苦手な仕事をしている
得意・苦手は人それぞれです。今している仕事が自分の苦手な領域で、苦労していることもあるでしょう。
私自身も以前、同じ経験がありました。私は同時作業やプロジェクトを進めていくのは得意ですが、決められた仕事を地道こなすルーチンワークが苦手です。社内の応援業務で、製造ラインの仕事を任されたときは、とても辛かったです。
業務時間が長い、仕事量が多い
働き方改革によって少しずつ改善されているとはいえ、長時間労働や休日が少なくしんどいこともあるでしょう。サービス残業や繁忙期で頑張っている方もいるかもしれません。
また人手不足が深刻になる一方で、日に日に仕事量が増えていることも。仕事が出来る人・早くこなせる人ほど、業務量が増えてしまうといった問題も実際あるでしょう。
責任が重い
仕事のできる幅が広がるにつれて、昇進して役職についたり、リーダーを任されることも。お給料や裁量がある一方で、とらなければいけない責任やプレッシャーで苦しい思いをするかもしれません。
実際今まで出会ってきた人たちも、「責任が重いのは精神的にしんどいから、今のポジションのままがいい」という人もいれば、「やりがいのために頑張っているが、精神を削っている」という人もいて、さまざまでした。
人間関係が良くない
仕事そのものというよりも人間関係で悩んでいる人が一番多いかもしれません。
- 上司に振り回されている
- 苦手な同僚がいる
- 裏で陰口を言われている
- 職場にうまく馴染めず孤立してしまっている
- 社内の派閥争いに巻き込まれている
会社の中で働いていると、人を選べないためどうしても苦手な人との関わりは避けられないでしょう。
原因が分からない
これと言って、「悩みの原因がはっきりしない」ということもあるかもしれません。
具体的な理由もないのに、「通勤途中、憂うつな気持ちになる」「連休の最終日はしんどい」「ふとした瞬間に涙が出る」という思いは、誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。
辛い仕事を楽しむ方法
多くの人が、1日のほとんどの時間を仕事に使っています。そんな仕事が少しでも楽しいと思えるような方法を挙げてみます。
しんどい原因を考えてみる
まずは自分自身が「どうして仕事が辛いのか」考えてみるのがいいかもしれません。辛いことと向き合うのは大変ですが、原因を考えてみることで対策が見つかることもあります。
価値観を把握する
「最低限、必要なお給料はどれくらいか」「どんな人と仕事をしたいか」「仕事を通じて達成したいことは何か」など、自分の価値観を見直してみるのもいいかもしれません。
独身か既婚か、子供がいるかなど、ライフスタイルとともに変化している場合もあります。
手段であり目的でない
仕事は手段の一つですが、「目的になってしまっていないか」見つめなおすことも必要かもしれません。そもそも幸せになるために仕事をしているはずなのに、仕事が原因でしんどくなってしまっては本末転倒です。
仕事とプライベートのバランスなど振り返ってみるといいでしょう。
仕事をゲームだと思う
仕事をするうえでの考え方の一つですが、「仕事をゲームだと思う」のも一つでしょう。
どんなゲームもはじめは簡単なステージをクリアして、最後にラスボスを倒します。そのスピードは人それぞれなので、その過程を楽しみながら仕事というゲームができると少し楽しくなるかもしれません。
完璧を求めすぎない
まじめで責任感の強い人ほど、完璧を求めてしまうかもしれません。小さなミスをいつまでも引きずってしまったり、失敗が怖くて前に進めないことも。
「完璧な人などいない」と割り切って、80％くらいの出来でも自分に合格を出してあげましょう。
体調不良を疑ってみる
自分自身では知らないうちに限界を超えているときもあるでしょう。頑張り屋さんほど、休まず一生懸命働いているはずです。
「寝不足は続いていないか」「頭痛、腰痛、肩こりなど症状は出ていないか」「感情が不安定になっていないか」など確かめてみて、休みをとることも必要です。
第三者へ相談してみる
もし体調不良や仕事上の問題を抱えているのであれば、信頼できる上司に相談してみることで解決することもあるでしょう。休みをもらったり、業務を調整してくれるかもしれません。
また体調不良なのであれば、お医者さんに相談し適切な治療をすることで改善することもあるでしょう。
転職をする
会社や上司を変えることは難しいでしょう。どうしても今の職場では続けていけないときは、転職も視野に入ってくるでしょう。
プロのエージェントに相談することで、良い提案を受けられることもあるかもしれません。転職活動自体はリスクがないので、転職活動をしてみるのもひとつです。
仕事の楽しさ
・主体性(受け身)
・必要とされる実感
・楽しいと感じる瞬間(やりがい、感謝、活躍、成長、など)
おわりに
「今、仕事が辛い」と感じている人は、責任感をもって頑張って仕事をしているからこそ感じているのだと思います。決して甘えではありません。
しんどい時はムリをせず、お休みをとって自分自身とゆっくり向き合うときかもしれません。
少し休んで前向きになることが出来たら、「大変だけど楽しい仕事」が出来るようぜひ行動してみましょう。
皆さんのお仕事が充実したものになるよう、応援しています！！
